【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ 事前テストは天候に恵まれず、フリー走行で初めてドライ用のスリックタイヤを履くという苦しい状況であったが、高橋選手の判断力とメカニックの豊富な経験から最適なセットを探し出した。予選終盤にタイムアタックを敢行し、0’57.561をマーク。総合9番手、3列目のグリッドを獲得した。
【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ 勢いそのままに、決勝では高橋選手が抜群のスタートダッシュを見せる。オープニングラップを5位で通過。何と4台抜きを披露し、虎視眈々と上位進出を狙う。地元筑波のスタンドが沸き上がった。
しかし、事前のテスト不足から安定したラップタイムを刻めるセットアップまで仕上げる事が出来ず、高橋選手の思い通りに車体の向きが変わらない。マシンを力で捻じ伏せながら健闘するが、徐々にポジションを落とす事となった。
決してレースを諦めない高橋選手はライディングを変えながらマシンに合せて懸命に走り続ける。最終的に8位でフィニッシュし、次回鈴鹿に向けて貴重なデータをチームへもたらすと同時に、選手権ポイントも獲得するに至った。
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