【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ
4月とは思えない肌寒さの中、ドライコンディションで予選は開催された。高橋選手はノックアウト方式のQ1、Q2を難なくクリアし、最終ステージQ3へ駒を進めた。ドライでのテスト不足は否めないが、果敢なアタックで2.12.742をマーク。10番手につけた。
【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ
迎えた決勝レース。高橋選手はスタート直後の混戦を卓越したライン取りでスルスルと抜け出し、1周目に8位、2周目には6位まで浮上する。2分11秒台にペースを上げて更なる上位進出を伺う。しかし、現時点ではまだドライのセットを仕上げ切れていない。悪い予感は的中してしまった。中盤に入りタイヤが摩耗し出すと安定したラップタイムが刻めない。そこで高橋選手はレース中でありながら乗り方をガラリと変えてマシンを操り出した。タイヤのグリップ力だけに頼らず、サスの挙動を利用してマシンの向きを変えてコーナーを駆け抜けるのだ。再び勢いを取り戻すと、一時は10位に後退するも8位まで挽回してチェッカーを受けた。
開幕戦に続く一桁フィニッシュは次戦オートポリスや鈴鹿8耐に向けて大きな一歩となった。チームは着実に成長を続けている。更なる頂を目指して前進したいと思う。ご期待ください。
|