【公式予選】
天候:雨 / コースコンディション:ウェット
今年の筑波大会は安全性を高める目的で、JSB1000クラスは昨年の11列33台の予選通過が、8列24台へと大幅に台数が制限された狭き門となった。
予選1回目、雨が降り続く中、西嶋選手はセット変更を繰り返しながら着実にラップタイムを詰め、1'04.119をマーク。天候不順によるクラス別の“頭取り”を想定すると、予選通過ラインの12位をキープした。
続く2回目。雨脚は更に強まる。怪我による事前テスト不足も影響してか、思うようにセットが決まらない。それでも西嶋選手はベテランらしい的確な仕様変更を試みて、車体の安定感を増加させた。しかし、1回目のタイムを更新するまでには至らず、クラス別13位にポジションを落としてしまった。残念ながら予選落ちの憂き目にあった。
今回の結果は不本意ではあるが、ウェットコンディションで貴重なデータを収集出来たことは、鈴鹿8時間耐久レースに向けて前進したことに間違いない。2週間後の第4戦オートポリス大会は西嶋選手の地元サーキットと言っても過言ではない。この雪辱を晴らすべく、万全の体制でレースに臨みたいと思う。
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