【決勝レース】
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
観客数:28,990人
東村選手は混乱するオープニングラップを18位で通過。ベテランらしい冷静なライン取りでポジションを上げて帰って来た。その後も本来のキレのある走りを随所に見せ、着実に前車を追い上げて行く。
レースの組み立てには秀でている。抜くことはあっても、抜かれることはない。抜群の安定感で周回を重ねた。巧みさが光る。
終盤に入ると再びスパートを開始。16位まで浮上する。最後は15位の民辻選手に“0.5秒差”まで肉薄するが、いま一歩届かずフィニッシュとなった。
16位入賞で選手権ポイント「5」を獲得。見事、最終戦の鈴鹿ラウンドへの出場権を手中に収めた。300km耐久レース、8時間耐久レースに向けて弾みの付くレースとなった。 |