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レースレポート

Vol.16 世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿サーキット)
Date:2006.07.27〜30

三重県鈴鹿サーキットにおいて「 世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース 」が開催され、『 BEET Racing 』はXX-F Div.1クラスへ参戦しましたのでご報告いたします。

ラジエターのトラブルに見舞われるが、ライダー二人の頑張りでクラス6位入賞!
エントリー名『 #17 BEET Panasonic LUMIX Racing ジパツー 』
ライダー 東村 伊佐三(ヒガシムラ イサミ)/清水 和樹(シミズ カズキ)
マシン Kawasaki ZX-10R DUNLOP
予選 39位 / 決勝 総合21位 ( クラス別:6位入賞 )

【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ


午前と午後に、第1ライダー・第2ライダー共に30分ずつの計測が行われた。午前のセッションでは第1ライダーの東村選手が2分15秒台をマーク。新型Fフォークと車体バランスとのベストマッチングを探るが、そこからのタイムアップが思うように図れない。続く第2ライダーの清水選手は2分19秒台に留まる結果となった。

午後のセッションでは二人がお互いに乗りやすいセッティングを探る。ベストタイムは東村選手の2’15.552で予選39位。清水選手は2分16秒台をコンスタントに叩き出し、二人のタイム差を一気に詰めることに成功した。これは決勝では大きな武器となるであろう。

 

【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ / 観客数:73,000人(4日間合計139,500人)


ロケットスタートとはこの事か!スタートを務める東村選手は14台ゴボウ抜きでオープニングラップを25位でクリアした。その後もアグレッシブな走りでポジションを徐々に上げて行く。しかし、転倒を予感させる際どい走りではなく、8時間後のフィニッシュを想定したベテランらしい、メリハリの利いたライディングを披露している。他チームのピットインの関係もあり、順位は一時15位まで浮上した。

バトンを受けた清水選手は玄人好みの職人芸を披露する。コース上には60数台のマシンが疾走しており、とても自分のレコードラインを走ることは出来ない。そんな過酷な状況下においても、一定のラップタイムを刻み続けた。マシンにもタイヤにも優しい、まさにプロフェッショナルな走りを見せつける。ポジションも18位前後をキープしている。

しかし、折り返しの4時間を経過した頃に試練がやってきた。清水選手が走行中にエンジンの水温が急上昇してしまい、緊急ピットインを余儀なくされた。宮下チーフメカはマシンをチェック、ラジエターホース損傷。すぐさま処置を施し、再び清水選手をコースへ復帰させる。ポジションは22、23番手に留まった。

その後も二人のライダーは任された自分のペースを守るため攻め続けた。そして迎えた最終ラップシケイン、暗闇の中でも清水選手は前走者をかわす。19時30分、BEET Racingは2年連続で栄光のチェッカーを受けた。総合21位。クラス別では6位に入賞した。

 

【ライダーコメント】
東村選手
「直前のテストで転倒してしまったので、今日は転ばないように細心の注意を払って走りました。精神的にきついレースでした。でも、完走は気持ちいいですね。来年は更にマシンを熟成させて、上位入賞を目指します。」

清水選手
「昨年はラスト30分でラジエターがトラブったのですが、水温が上がった時は “今年もかぁ〜” って思いましたね。でもメカニックが良い仕事をしてくれて直ぐにコースに戻れました。完走出来たのはスタッフ全員のお陰だと思います。」


ご声援ありがとうございました。

※リリース掲載写真は、パナソニックデジタルカメラ「 LUMIX 」にて撮影いたしました。


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