TOP PAGE SITE MAP ENGLISH
PRODUCTS RACE SPECIAL COMPANY ORDER LINKS
コンセプトレースレポート参戦計画ライダープロフィールご協賛各社BEETレーシングBLOG
レースレポート

Vol.17 全日本ロードレース選手権第6戦(岡山国際サーキット)
Date:2006.10.13〜15

岡山県:岡山国際サーキットにおいて「全日本ロードレース選手権 第6戦」が開催され、『BEET Racing』は国内最高峰クラスJSB1000へ参戦しましたのでご報告いたします。

ベテランらしいステディな走りで選手権ポイントを獲得!
エントリー名 『 #28 BEET Panasonic LUMIX Racing 』
ライダー 東村 伊佐三( ヒガシムラ イサミ )
マシン Kawasaki ZX-10R DUNLOP
予選 18位 / 決勝 15位

【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ


事前テスト及び前日のフリー走行で好感触を得ている東村選手は、予選開始と同時にコースインし、積極的にタイムアタックを敢行。僅か4周目に「1’32.776」をマーク。自己ベストタイムを更新し、ピットでは歓声が沸き起こった。マシンの戦闘力も上がり、東村選手のアグレッシブな走りにしっかり応えているようだ。

その後は頻繁にピットインを繰り返し、更なるベストセットを貪欲に探る。チームの士気も上がり、スタッフ一丸となって東村選手を後押する。しかし、予想以上に路面温度が上昇し、その後のタイムアップが厳しい状況になってしまった。

そこで今度は明日の決勝を見据え、ロングディスタンスに適したセッティングのテストに切り替える。すると東村選手は33秒台の安定したタイムで周回を重ねた。決勝に向けて大きな手応えを感じた予選となった。

 

【決勝レース】
晴れ / コースコンディション:ドライ / 観客数:21,200人


ここ岡山国際サーキットは他と比較してコース幅がやや狭いため、スタート直後の1コーナーは大混雑となる。今年も例に漏れず、東村選手も他車に行く手を阻まれた。しかし、冷静な判断力でラインを読み、僅かに空いたスペースに車体をねじ込んで行く。オープングラップは18位。ポジションキープ。さすがである。

2周目には16位へポジションアップ。更に前を狙いたくなるが、レースは25周の長丁場。無理は禁物である。一旦、17位へ順位を落とすが、東村選手は安定したラップタイムを刻み、タイヤへの負担を軽減させながらレース展開を組み立てていた。動いたのはレース終盤に入ってからだった。

16周目に再び16位へ、そして20周目に15位へ浮上。ついにポイント圏内へ入った。その後は温存していたタイヤを駆使してラストスパート。後続を引き離し、そのまま15位でフィニッシュとなった。経験に裏打ちされた見事なレース運び。BEET Racingにとっても、久々の全日本選手権でのポイント獲得となった。

最終戦の鈴鹿に向けて弾みが付いた。マシンもライダーも上り調子。更にテストを重ねて、2006年シーズンを有終の美で飾りたいと思う。そして、来年へ繋がるようなレースをしようと、スタッフ全員で誓い合った。

 

【ライダーコメント:東村選手】

「気温も路面温度も高くて、マシン的にも人間的にもかなりハードなレースでした。序盤で無理すると最後は持たないと思ったので、かなり押さえて走りました。その読みが当たって終盤は狙い通りの展開に持ち込めました。何とかポイントを取れて、正直ホッとしています(笑)。鈴鹿では更に上を目指しますよ。期待してください!」


ご声援ありがとうございました。

※リリース掲載写真は、パナソニックデジタルカメラ「 LUMIX 」にて撮影いたしました。


PREV レースレポートINDEX NEXT