【公式予選】
天候:曇 / コースコンディション:ドライ / 観客数:11,500人
前日のフリー走行では雨が降ったり止んだりと不安定な天候で、開幕当初から悩まされている車体セットを詰め切れない状況であった。迎えた予選1回目はドライコンディション。全日本第2戦のデータを基にコースイン。東村選手、清水選手と交互に走行し、セッティングの方向性を見い出すべくトライを続けた。この時点では暫定でB組12位。タイムは2'14.792。
午後の2回目の計測。先ずは東村選手からスタート。1回目のライダー二人のインプレッションから車体セットを変更したが、その効果が直ぐに出始めた。無理せずに同等のタイムをマーク。清水選手もコンスタントにラップタイムを刻んだ。明日の決勝レース、300kmの長丁場を想定すると安定したラップタイムで周回を重ねる必要がある。セットの方向性が正しいことが分かった。
ピットインした清水選手のコメントから、Rサスのセットを若干変更。再び東村選手へバトンタッチし、タイムアタックを開始。すると間もなく2'13.417を叩き出し、B組9位へ急浮上。その後はクリアラップに恵まれず、チェッカーフラッグが掲示されてしまった。東村選手曰く「これはスピードを乗せるスプーンカーブでシフトミスした時のタイムです。それが無ければ十分に12秒台は狙えたと思います。」車体のフィーリングが良い方向へ向っていると実感した。
最終的に予選20位(予選通過:67台)。決勝に向けて上々のポジションを獲得し、スタッフの士気も上がって来た。 |