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レースレポート

Vol.15 “Road to 8hours” 鈴鹿300km耐久ロードレース
Date:2006.06.09〜11

三重県鈴鹿サーキットにおいて「“Road to 8hours”鈴鹿300km耐久ロードレース」が開催され、『 BEET Racing 』はJSBクラスへ参戦しましたのでご報告いたします。

雨に足元をすくわれ、レース序盤にまさかの転倒を喫す!
エントリー名『 #17 BEET Panasonic LUMIX Racing 』
ライダー 東村 伊佐三(ヒガシムラ イサミ)/清水 和樹(シミズ カズキ)
マシン Kawasaki ZX-10R DUNLOP
予選 20位 / 決勝 リタイヤ

【公式予選】
天候:曇 / コースコンディション:ドライ / 観客数:11,500人


前日のフリー走行では雨が降ったり止んだりと不安定な天候で、開幕当初から悩まされている車体セットを詰め切れない状況であった。迎えた予選1回目はドライコンディション。全日本第2戦のデータを基にコースイン。東村選手、清水選手と交互に走行し、セッティングの方向性を見い出すべくトライを続けた。この時点では暫定でB組12位。タイムは2'14.792。

午後の2回目の計測。先ずは東村選手からスタート。1回目のライダー二人のインプレッションから車体セットを変更したが、その効果が直ぐに出始めた。無理せずに同等のタイムをマーク。清水選手もコンスタントにラップタイムを刻んだ。明日の決勝レース、300kmの長丁場を想定すると安定したラップタイムで周回を重ねる必要がある。セットの方向性が正しいことが分かった。

ピットインした清水選手のコメントから、Rサスのセットを若干変更。再び東村選手へバトンタッチし、タイムアタックを開始。すると間もなく2'13.417を叩き出し、B組9位へ急浮上。その後はクリアラップに恵まれず、チェッカーフラッグが掲示されてしまった。東村選手曰く「これはスピードを乗せるスプーンカーブでシフトミスした時のタイムです。それが無ければ十分に12秒台は狙えたと思います。」車体のフィーリングが良い方向へ向っていると実感した。

最終的に予選20位(予選通過:67台)。決勝に向けて上々のポジションを獲得し、スタッフの士気も上がって来た。

 

【決勝レース】
天候:曇 / コースコンディション:ウェット→ドライ / 観客数:13,500人


朝から降っていた雨は上がったが、路面はウェット。しかし、このまま行けば路面が乾くことは必至である。ピットインのタイミングやタイヤ選択に頭を悩ます難しいコンディションで決勝レースを迎えることとなった。

スタートを務めるのは東村選手。抜群のスタートを切り、14番手で1コーナーへ飛び込んだ。ところが、レインタイヤと車体のマッチングが合わず、なかなかペースが上がらない。ズルズルとポジションを落とし始めた。

そこで東村選手は機転を働かせ、路面の乾きが早いと見るや急遽ピットイン。前後をスリックタイヤへ変更し、再びコースへ戻った。32位でレースに復帰すると、そこから怒涛の追い上げを披露。所々まだ濡れている箇所があるが、上手くラインを変えて次々に前車をパス。瞬く間に20位前後までポジションを回復するが、好事魔多し、最終コーナーを横切る川に足元をすくわれた・・・。

16周目の最終コーナー立ち上がりでリヤタイヤが大きくスライドし、そのままハイサイド転倒を喫してしまった。幸いライダーに怪我は無かったものの、マシンが大破し、残念ながらリタイヤとなってしまった。

 

【ライダーコメント:東村選手】
「勢い余って川に乗ってしまいました。清水選手に申し訳ないです・・・。8耐直前まで精力的にテストを続けて、本番ではしっかり結果を残したいと思います。引き続きご声援を宜しくお願いします。」


ご声援ありがとうございました。

※リリース掲載写真は、パナソニックデジタルカメラ「 LUMIX 」にて撮影いたしました。


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