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レースレポート

Vol.14  全日本ロードレース選手権第4(オートポリス
Date:2006.05.26〜28

大分県オートポリスサーキットにおいて「全日本ロードレース選手権 第4戦」が開催され、『BEET Racing』は、国内最高峰クラスJSB1000へ参戦しましたのでご報告いたします。

鈴鹿300kmレースに向けて、貴重なデータを収集する!
エントリー名 『 #28 BEET Panasonic LUMIX Racing 』
ライダー 東村 伊佐三( ヒガシムラ イサミ )
マシン Kawasaki ZX-10R DUNLOP
予選 18位 / 決勝 20位

【公式予選】
天候:雨 / コースコンディション:ウェット / 観客数:4,900人


前戦の鈴鹿大会同様、オートポリスも天候に恵まれなかった。今回は全日本選手権史上、初の試みとなった「スーパーポール」が開催される為に1回(45分間)だけの計測となり、有効な時間の使い方が大きなウエイトを占めることとなった。

予選も終盤を迎える頃、満を持してタイムアタックに入った東村選手。彼の代名詞ともいえる鬼気迫るハードブレーキングや完璧にコントロールされたテールスライドを披露しながら18番手に浮上した。Kawasaki勢では2番手のポジションである。

 

【決勝レース】
天候: 曇り / コースコンディション:ドライ / 観客数:28,325人


スタート直前に雨が降り出して「ウェット宣言」が掲示されるものの、すぐに雨は止んでしまった。路面はドライ。全車スリックタイヤを選択した模様。しかし、かなり強い風が吹き荒れており、ライダーを悩ましそうだ。

抜群のスタートを切った東村選手。オープニングラップを11位で終える。このまま順位をキープしたいところだったが、タイヤが暖まり出すとセッティング不足による足回りのミスマッチが顔をもたげた。オートポリスではスリックタイヤでの走行時間がほとんどなく、賭けに出たセッティングが裏目に出てしまったのだ。東村選手は卓越したライディング技術でマシンを操るが、徐々にポジションを落とす結果となってしまう。

ラスト4周目には無理がたたってオーバーランを喫し、前車に大きく水を空けられてしまった。その後、最後のアタックを敢行し、前車にコンマ5秒差まで詰め寄るが、追い上げもここまでだった。20位でチェッカーフラッグ受けることとなった。

 

【ライダーコメント】
「今回はフリー走行、予選、決勝とコースコンディションが目まぐるしく変化して、思ったようにマシンを仕上られませんでした。レースではスタートが良かったので何とかポジションをキープしたかったのですが、残念でした。300kmへの課題をクリアする方向が見えてきたように感じています。次回の鈴鹿はテストを重ねたコースです。結果で声援に応えたいと思います。」

ご声援ありがとうございました。

※リリース掲載写真は、パナソニックデジタルカメラ「 LUMIX 」にて撮影いたしました。


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