【9/23(金・祝):フリー走行】
※天候:晴れ
※路面状況:ドライ
午前と午後の計2回、JSB1000クラスのフリー走行が行われました。西嶋選手は足回りのセッティング出しに重点を置き、頻繁にピットインを繰り返しながら精力的にテストを続けます。限られた時間の中で最善を尽くし、初日は2分14秒台をマーク。まずまずの手応えを感じました。 |
|
【9/24(土):予選】
※天候:晴れ
※路面状況:ドライ
予選1回目。西嶋選手は真っ先にコースインし、積極的にタイムアタックを行いました。タイムも徐々に上がり、2分13秒台に突入。しかし、そこからペースアップが出来なくなりました。リヤタイヤの接地感は問題ないのですが、コーナー立ち上がりでフロントを押してしまう感触があり、レコードラインを大幅に外してしまうとの事。確かに、他メーカーと比較すると、ライン2本分ほど大きくはらむ傾向がありました。それでも、前後サスの調整を行い、『2'13.337』までタイムアップしました。 |
|
2回目はフロントのネガを更に消す方向でセットしましたが、今一つ西嶋選手のイメージと合致しませんでした。なかなかペースが上がらず、リヤタイヤを新品に交換したものの、1回目のタイムを更新出来ませんでした。タイムアタック中にペースを落としたマシンに引っかかる不運も重なり、残念ながら予選は20番手となりました。
予選総合 |
: |
20位 |
タイム |
: |
2'13.337 |
|
|
【9/25(日):決勝】
※天候:晴れ
※路面状況:ドライ
強風が吹き荒れる微妙なコンディションの中で決勝レースが始まりました。西嶋選手はポジションをキープしながら1コーナーへ飛び込みます。コーナーの立ち上がりでは体を目一杯に使ってマシンをねじ込み、暴れるマシンを押さえ込みながら果敢に前車を追いかけます。風の影響で全ての選手が予選タイムから1秒以上のペースダウンを余儀なくされる中、西嶋選手は2分14秒台前半をマークしながらジリジリとポジションアップを行い、17番手まで浮上しました。 |
|
レース終盤にはKENZの梨本選手(SUZUKI)と激しいバトルを展開。ポイント圏内(15位以内)は厳しい状況ながら、西嶋選手は集中力を切らす事なく、2003年のチャンピオンチームを押さえ切ってチェッカーを受けました。
決 勝 |
: |
17位 |
トータルタイム |
: |
38'29.589 |
ベストタイム |
: |
2'14.222 |
まだまだ課題は山積みですが、確かな方向性が見えて来ているのも事実です。次戦の第7戦(岡山国際サーキット)へ向けて、更なるポテンシャルアップを目指し、また、皆様のご声援に応えるよう努力を続けたいと思います。
BEET MOTUL RACING
総 監 督 |
富松 義一 |
チーム監督 |
古屋野 淳典 |
チーフメカニック |
宮下 賢司 |
|