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レースレポート

Vol.43 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(鈴鹿サーキット)
Date:2010.04.16〜18

鈴鹿サーキット(三重県)において、「2010 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 SUZUKA 2&4 RACE」が開催され、BEET RACINGは最高峰JSB1000クラスに参戦した。ライダーには高橋英倫選手を起用。鈴鹿8時間耐久レースを見据えて様々なトライを重ねながら戦いに挑んだ。

冷静なレース展開と巧みなライディングで8位入賞を果たす!
エントリー名:BEET RACING
ライダー:高橋 英倫(タカハシ ヒデミチ)
マシン:Kawasaki ZX-10R
予選:10位 決勝:8位


金曜のフリー走行は天候に恵まれずウェットでの走行となった。翌日の予選は晴れの予報。ジレンマの募る状況であったが、仕様の異なる車両を乗り換えながらデータ収集に努める。高橋選手の的確な分析とコメントはマシン開発に弾みを付けた。メカニックの経験に裏打ちされたアイディアと融合しながら、車体、タイヤ、サスなど“トータル・パッケージ”という視点で戦闘力を底上げする方向性を打ち出した。

【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ

4月とは思えない肌寒さの中、ドライコンディションで予選は開催された。高橋選手はノックアウト方式のQ1、Q2を難なくクリアし、最終ステージQ3へ駒を進めた。ドライでのテスト不足は否めないが、果敢なアタックで2.12.742をマーク。10番手につけた。

【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ

迎えた決勝レース。高橋選手はスタート直後の混戦を卓越したライン取りでスルスルと抜け出し、1周目に8位、2周目には6位まで浮上する。2分11秒台にペースを上げて更なる上位進出を伺う。しかし、現時点ではまだドライのセットを仕上げ切れていない。悪い予感は的中してしまった。中盤に入りタイヤが摩耗し出すと安定したラップタイムが刻めない。そこで高橋選手はレース中でありながら乗り方をガラリと変えてマシンを操り出した。タイヤのグリップ力だけに頼らず、サスの挙動を利用してマシンの向きを変えてコーナーを駆け抜けるのだ。再び勢いを取り戻すと、一時は10位に後退するも8位まで挽回してチェッカーを受けた。

開幕戦に続く一桁フィニッシュは次戦オートポリスや鈴鹿8耐に向けて大きな一歩となった。チームは着実に成長を続けている。更なる頂を目指して前進したいと思う。ご期待ください。

 
高橋 英倫選手【ライダーコメント】
高橋 英倫選手
「序盤はイメージ通りの走りが出来ましたが、中盤に入るとまだ厳しいですね。無理が利かなくなるので、自分がマシンの挙動に合わせて乗り方を変えないと・・・。でも、テストを重ねれば必ず良い方向に行くと思います。引き続き応援をお願いします!」

ご声援ありがとうございました。

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