Vol.47 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦(スポーツランドSUGO)
Date:2010.08.27〜29
スポーツランドSUGO(宮城県)において、「2010 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 SUPERBIKE RACE in SUGO」が開催され、BEET RACINGは最高峰JSB1000クラスに参戦した。ライダーには高橋英倫選手を起用。
追撃の手を緩めずアタックするも、最終ラップに痛恨のオーバーラン!
ライダー:高橋 英倫
マシン:Kawasaki ZX-10R
予選:9位 決勝:9位 |
シリーズ後半戦の初戦、良い結果を出して波に乗りたい。
金曜のフリー走行、事前に行われた合同テストから大幅に仕様変更したマシンを走らせ限られた時間の中セットアップを行う。
仕様変更の方向性は間違っておらず、1回目の走行でテスト時から約1秒速い 1分30秒台前半を記録し7番手につける。2回目はさらにタイムを縮め、順位は7番手と変わらないものの29秒台をマーク、好調を維持し明日の予選では更なるタイムアップを目指す。
【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ ノックアウト方式で行われた予選当日、気温31度 路面温度50度とこの時期にしては高め、高橋選手はQ1、Q2を難なくクリアし、最終ステージQ3へ駒を進めたが、Q2終了間際にクラッチトラブルが発生、Q3はスペアカーでのタイムアタックとなってしまう。全く同仕様ではないマシンで果敢にアタックするが1分30秒45のタイムで予選9番手が決定した。
【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ
向えた決勝レース。ここSUGOでは将来のレーシングライダーを夢見る子供による『グリッドキッズ』を展開、グリッドボードを掲げた子供が高橋選手をグリッド上で迎えてくれた。高橋選手はスタート直後に順位を上げ1周目に8位、2周目には7位まで浮上する。予選タイムと変わらない1分30秒台のペースで7位争いを展開。しかしレーススタート後、路面温度が急上昇、チョイスしたタイヤでは厳しい状況。悪い予想は的中し、12周目ぐらいからタイムが安定しない。レース中盤には順位を9位まで落とすが、粘りの走りで終盤まで8位争いを展開。最終ラップに馬の背進入で前車をパス、がしかしオーバースピードで止まりきれず 抜き返され9位でチェッカーを受けた。
今回の結果は満足いくものでは無かったが、今後のレースに向けてマシンセットアップの方向性が明確に出来、収穫の多いレースでした。
次戦の岡山大会に向けさらにポテンシャルアップします。ご期待ください。
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