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Race
レースレポート

Vol.49 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦(ツインリンクもてぎ)
Date:2010.10.15〜17

ツインリンクもてぎ(栃木県)において、「2010 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUPERBIKE RACE in MOTEGI」が開催され、BEET RACINGはライダーに高橋英倫選手を擁し、最高峰クラス『JSB1000』に参戦した。

セカンドグループを快走するも、マシントラブルで無念のリタイヤ!
ライダー:高橋 英倫
マシン:Kawasaki ZX-10R
予選:8位 決勝:リタイヤ


シリーズも終盤戦を迎え、ライダーとメカニックの意思の疎通はスムーズだ。金曜日のフリー走行から着実にセットアップを詰め、本番へ向けて準備が進んだ。まだまだ厳しい残暑が続きタフなレースになりそうだが、確かな手応えを感じて予選に挑む。

【公式予選】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ

予選は既に定着した感のある「ノックアウト方式」。40分間のQ1では足回りを中心に決勝へ向けたセットアップを繰り返しながらの走行となるが、高橋選手は淡々とこなしてQ2へ進出。Q2(15分間)では早々に1分54秒台を出すと、早めに切り上げてピットで待機。僅か12分間のQ3のタイムアタックに備えた。Q3の計測が始まると高橋選手は勢い良くコースに飛び出す。4周目に1'52.971をマーク。計測終了間際に再度アタックをかけるがタイム更新には至らなかった。予選は8番手グリッドを獲得し、3列目真ん中から決勝はスタートする。


【決勝レース】
天候:晴れ / コースコンディション:ドライ

決勝レース当日も秋晴れを通り越した強い日差しがコースを照りつけた。全車綺麗なスタートを切り、アクシデントもなく混戦の1コーナーを駆け抜けた。高橋選手はスルスルとポジションを上げて6番手に浮上。すると、ラップタイムが拮抗していた出口選手と早くも激しいバトルが展開された。テールtoノーズの状態で8周をクリア。しかし、9周目に入るとマシンに異常が発生する。エンジンが回らない・・・。高橋選手は騙し騙し我慢の走行を余儀なくされるが、15周目の3コーナーでついにエンジンが息絶えてしまった。今シーズン初のリタイヤ。最終戦の鈴鹿に向けて弾みをつけたいレースだったが、残念な結果となってしまった。

次戦の鈴鹿大会でJSB1000クラスは2レースが開催される。この悔しさをバネに今シーズン最後の戦いに挑みたいと思う。ご期待ください。

 
【ライダーコメント】    

  高橋 英倫選手
「サーキット入りしてから、想定したレースプラン通りに進んでいたのですが、決勝でトラブルが出てしまいました。残念ですが、最終戦の前だった事をプラスに考えてます。その分、鈴鹿の2レースは目一杯攻めますよ。応援をお願いします!」

ご声援ありがとうございました。

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